ONNX-MLIR のコマンドラインオプションを定義および使用

コマンドラインオプションは、onnx-mlir または onnx-mlir-opt のデフォルトの動作を変更するために使用したり、ユーザーのテスト、デバッグ、またはパフォーマンス調整に役立てることができます。LLVM によって提供されているコマンドラインユーティリティに基づいて、ONNX-MLIR でコマンドラインを実装しました。Option や ListOption は、MLIR パス クラスと共に定義されていません（議論を参照）。

オプションを整理

オプションを定義する方法の基本的な概念については、llvm ドキュメント を参照してください。ONNX-MLIR では、オプションはグループ（llvm::cl::OptionCategory）に分けられます。onnx-mlir のすべてのコマンドラインオプションは、OnnxMlirOptions グループにあります。

コード構造

コマンドラインオプションは、src/Compiler/CompilerOptions.cpp に配置し、src/Compiler/CompilerOptions.hpp で宣言する必要があります。

オプションの定義

• src/Compiler/CompilerOptions.hpp にオプションの宣言を追加
• src/Compiler/CompilerOptions.cpp でオプションを定義
• src/Compiler/CompilerOptions.hpp を新しいソースファイルに含めないでください。onnx-mlir および onnn-mlir-opt コマンドラインツールでのみ使用する必要があります。
• 特定のパスおよび変換に情報を渡す「パスオプション」を作成します。

変換に固有のオプションを定義します。

MLIR のパスオプションを使用してパスを設定します。